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ソフトバンクからプリペイド契約で使えるスマートフォン、「プリスマ」が発売開始された。

ややもすると日本国内では、「プリペイド=犯罪」のような印象を植え付けられているところがあるが、通常契約と違って2年縛りの料金プランや、割増価格の高額な電話機の購入をしなくてすむし、「事前に払った分だけ利用できる(使い過ぎの心配がない)」という本来のメリットがないがしろにされているようだ。

海外ではごく普通に契約できる国が多いようで、私も台湾に行くときは何度も利用させてもらっている。
数日の旅行期間中、一日あたり僅か数百円の出費でパケット通信がし放題になるのは大変有難い。旅行先で調べ物をしたり、写真を撮ってSNSに上げたり、メッセージをやりとりしたり。

これが海外パケホーダイなど国内通信事業者が提供しているサービス、つまり普段使っているスマホをそのまま使うと一日あたり2,980円かかってしまう。手間いらずでそのまま使えるのは便利ではあるが、その対価としてはやや高いと感じてしまう。

国内のプリペイドがどんどん使いにくくなっているということは、海外から国内に来る観光客などの方々も使いにくいということではないだろうか。一部MVNOやMNOでデータ通信のプリペイドサービスが存在するが、あくまで日本人向けで、外国人向けとしてはb-mobileのVISITOR SIMくらいしか記憶にない。

そのようなことを日々もやもやと考えていたら、ソフトバンクから「プリスマ」というサービスが開始された。
スマホに10,000円の無料チャージがついておよそ2万円。プラス無料パケット2日間つき。2万円をポンと払わなければならないので高く感じてしまうが、通常契約の事務手数料や、2年未満で解約した場合の違約金を考えれば決して高いとも言えない金額だ。

こんな事例があるかどうかはわからないが、例えば「一ヶ月だけ使いたい」なんて時には、後から請求される心配がないし、金額的にもメリットがあるだろう。仮に通常契約してしまうと、事務手数料と一ヶ月の料金と、解約時の違約金がかかるから、端末が0円だとしても2万円程度かかるし、そんなことしたら短期解約でブラックになってしまう。余計なオプションの追加費用や、短期解約を避けるため半年契約するとか考えると、面倒だし割高になる勘定だ。

残念なのは、端末ラインアップが今一つなことと、契約解除料が値上げされてしまったこと、また今後は事務手数料がかかるようになるかもしれない、ということだ。

端末ラインアップについてはプリペイド契約は利益が少ない以上、お下がりか価格相応にならざるを得ない。通常契約なら2年間で15万円くらいは支払が発生する前提で、スマホがあの値段で買えるわけだから。安いと見せかけて毎月の料金で回収されているだけだから、その分がないことを勘案しないといけない。

契約解除料は、これはMNPを利用した購入術に利用された影響、特に某男性週刊誌あたりに記事が出たあたりからこういうことになってしまったわけだが、ソフトバンクは機を見るに敏なところがあるし、自然解約ならお金はかからないので術師以外は関係ない話ですよと。

事務手数料はどうなんでしょうね。いつの間にか「キャンペーンで無料」なんてことになってました。
願わくばこれからも無料で続けて欲しいところです。破竹の勢いで過去最高益を更新し続けているソフトバンクが、こんなところで値上げとも取れるような料金徴収をするのは、そぐわない気がします。

>ソフトバンクプリペイドサービスに新規契約される場合、別途、契約事務手数料(3,150円(税込))が必要となります。なお、ただいまキャンペーンでこの手数料を無料にしています。