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また集団登校の列に車が突っ込んだ。

場所は京都府八幡市。そういえば、前にも京都で事故があったような。
そんなことを言ったらきりがないけれど、心の片隅に痛ましい事故の記憶が。

クルマを運転する以上、いつ自分が加害者になってしまうかもしれないという可能性は常に付きまとう。
たとえ制限速度や法定速度を順守し、法規を守っていたとしても、人の命を危めてしまうかもしれないのだ。
だから、まずは自分がそうならないように、改めて心がけておきたい。

さて、先の事故だけども。報道関連の情報によれば、少年曰く「アクセルを踏み過ぎた」そうだ。
あの周辺の環境でいったいどのように踏みすぎれば、そんなことになるのだろうか。いかにフェアレディZが3.5L V6エンジンを搭載していてパワーがあるとはいえ、踏み過ぎたなんてものでは到底なりえないはずだ。それに天候も悪くないし冬場で路面が凍結していたわけでもない。民家に突っ込んだ痛々しい車両の写真からは、おそらくブレンボ製と思われるブレーキが見える。折角の高性能なブレーキも、このような運転をされてはまったく役立たなかった形だ。

加害者は18歳で免許取得から一年未満、自動車保険もさぞ高かろう。免許を取って慣れてきて、今が一番楽しい時期だったのかもしれない。しかし、あまりにも無謀過ぎやしなかっただろうか。

このような事故がおきると往々にして、「スポーツカーは危ない」なんて話でまとめられてしまう風潮があるが、これを単に「速度の出し過ぎ」等で過去の話にすることなく、類似した事故がおきないよう多角的に再発防止に努めていってもらいたいものだ。