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auスマートバリューのことです。
スマートバリューは指定のインターネットサービス、および電話サービスに入っていると、auスマートフォンの料金が2年間の間毎月1,480円、その後も毎月980円安くなります。

固定と電話と移動通信をセットで入れば安くなるということですね。

確かに毎月1,480円の割引はとても魅力的に感じます。
反面、固定や電話で対象外の場合、つまりフレッツや他のブロードバンド契約、または固定通信サービスに加入していない人からみれば、割引を受けられない分だけ「割高」に感じてしまう面もあります。

ただし、auは他社より端末価格が低めに設定されているように見えます。
現在スペックなどで完全に比較できる端末が少ないのですが、ハイスペックなXperia ULやHTC One Jでも6万円台半ばから後半です。ドコモのGalaxy S4あたりは8万円を超えますし、ソフトバンクは9万円します。

ちょっと細かいことを言うと、今ドコモショップでスマホを買うと頭金が1.5万円程度乗せられるので、Xperia Aで9万円程度になっていたりします。一時期ソフトバンクの頭金で話題になりましたけど、ドコモの頭金はあまり語られていないような気がします。おそらくショップでお買い換えの方は財布が厚いからさほど気にもならないのでしょう。

今や通信事業者はいずれも実質価格(実質負担金)を前面に押し出し、さも2万円~3万円程度で買えるような表記をしていますが、これもソフトバンクが割賦販売を始めた頃は非難されていたようですが、今となっては他社も似たり寄ったりということでしょう。
docomo https://www.mydocomo.com/onlineshop/home/index.html
au http://auonlineshop.kddi.com/top/CSfTop.jsp
SoftBank http://online-shop.mb.softbank.jp/

ここで困るのは2年を待たずに買い換えを迫られる場合。買い換えたり解約すると通信料の割引が消滅するので、端末価格が安い方が負担も少ないのです。そのあたりも勘案して購入を検討すると、auの価格が良心的に見えてきます。

折角ならSIMロック解除とか、MVNOとか始めていただけると、なおよいのですけどね。

現状auやソフトバンクの端末は、割安なMVNO(いわゆるイオンSIMなど)を利用する方法がないので、副次的な利用価値という点で見劣りするところがあります。このあたり広がりが出てくると、もっといろいろ楽しめるなと。

孫さんや宮川さんも文句ばかり言うより、もっとこういうところに手を広げていただけないかな。